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技術の高さで高性能コンテナを製作

日本の鉄鋼技術は世界トップであり、1980年代にはドイツも日本の技術の高さを認めていました。日本の鉄鋼は薄利多売で技術を独占することで利益を得てきました。

半自動溶接

●作業効率が悪く、時代の要請に追いつけなかった手溶接

それまでのアーク溶接は、溶接材として長さ30~40cmの溶接棒というものを使い、それを手で操作して溶接していました。ところが、短くなった溶接棒を常に交換する必要があり、その都度タイムロスが生じて、大量に溶接する場合は、非常に効率が悪かったのです。勤勉で熟練した技術者でも、アークタイム率は約35%程度と、非常に低いものでした。


●溶接材の改良とガスの使用により、高品質と効率化を両立させた半自動溶接機

時代が求めたものは、高品質な溶接と溶接作業の効率化です。その要請に応じて開発されたのが、半自動溶接機でした。溶接材として、溶接棒の代わりに長いワイヤーを使用し、アークのシールド材としてガスを使用しました。ワイヤーはモーターで自動送給することで、溶接棒交換のためのロスをなくしました。また、溶融金属を保護するためのガスを連続供給し、しかも、溶接開始前から噴射することで、溶融金属を誕生と同時に保護、高品質な溶接を可能にしたのです。

●半自動溶接のガスは、溶接品質の向上にも役立っているのです。

半自動溶接のガスは、手溶接のガスと違い、アークを発生する前に噴射し、溶接場から酸素や窒素を事前に排除します。そのため、手溶接の欠点である、溶接始点・終端部の欠陥が比較的少なく、溶接品質が向上します。

●溶接の材料は自動供給ですが、溶接は手作業で行うため、「半自動」と呼ばれています。

半自動溶接機は、ワイヤーやガスは自動的に供給されますが、溶接作業は手作業です。溶接トーチを、技術者が手に持って作業を行うため、一般的に半自動溶接と呼ばれているのです。